高麗恵子、いだきしん、詩のコンサート レバノンにて4回開催

2006年 イスラエル軍により、レバノン南部が爆撃された後、真に平和を創っていく活動として、高麗恵子、いだきしんによる「詩のコンサート」をベイルート、ティール、ビントジベイル(レバノン最南端の街)などにおいて開催しました。
また、ベイルート・ユネスコパレスにて、「高麗恵子 心模様作品展」を開催。

  • 出演:高麗恵子 / いだきしん
  • 日時:2008年11月30日、ベイルートにて
  • 日時:2008年12月2日、ベイルート、ユネスコパレスにて
  • 日時:2008年12月4日、ティール、ティールシアターにて
  • 日時:2008年12月6日、ビントジベイルにて
高麗恵子メッセージ 2008年レバノン「4回の詩のコンサート」に寄せて

何かが大きく変わった事は明らかです。尊い経験をさせて戴き、心からありがたく、これから真に平和を創っていく歩みを考え、成し遂げていこうと並々ならぬ気持で帰国しました。緊張感漂うレバノンにて4回もコンサートを開催出来、全員無事元気で帰れました事は計り知れないはたらきにより、助けられ導かれていることの一つの証であります。その事を深く受け止め、今後の動きを創って参ります。これだけの最小人数であれだけの事をやってこれるんだから、すごいよね、と先生もおっしゃっていましたように、力を合わせた時に大きな実りを生む人間の生命の働き、可能性に感動します。語り尽くせぬほど、多くを学び、身につける事が出来たこの度の経験を今後に活かしていきたいと考えます。最後のビントジベイルの地の素晴らしかった事はどのように表現したらよいか未だにわかりませんが、私はイエス・キリストに出会ったような感じでいます。コンサートにて最も聖なる尊い魂の光を体一杯感じました。忘れられません。あれほど美しい空のもので何故人は人の生命を奪う事が出来るのかと、深い悲しみに天を仰ぎ見る時、最も聖なる光は現れました。多くの亡くなった人の魂も共に動くと確かな感覚を感じました。総力上げて、新しい世界を創る時の到来を告げていました。丘の上から、国境を見ると、まるでそこにイエス・キリストが歩いているように感じる聖なる空間が広がっています。現地の人はイスラエルとは言わず、パレスチナと言います。パレスチナの地は美しく、天に近いです。多くの魂が共に創ろうと動いている事を私の体は感じています。生きている人間がしなければ、状況は変わらないのです。レバノンで生死を瞬間瞬間感じる生き方、動き方を経験し、余計な事に心奪われなくなりました。人間が生きられる未来を創る事なくして生きている意味も見出せず、生きていけない時代なのです。内面の環境が変わり愛にあふれる時、外的環境も変わり、平和を創っていけるという事を講座を通して経験している私達がやらずして誰がやれるのかと、レバノンにて身にしみ感じました。