いだきしんコンサート「時空超越」


1996年年11月22日、カトリックの三大巡礼地のひとつ、聖ヤコブをまつるスペイン、サンティアゴ・デ・コンポステラの大聖堂にてパイプオルガンの演奏と、23日オーディトリオホールにてチャリティーコンサートを開催いたしました。
宗教者以外で大聖堂のパイプオルガンを演奏するのは世界でも初めてのことで、現地の人からも奇跡であると言われています。 スペイン、ガリシア州、フラガ大統領は、「カトリックの固い門戸が開かれた歴史的コンサート」とし、当日40度の高熱がありながらもご参席下さいました。
チャリティーコンサートの収益はアスパナエス(コルーニャ県自閉症協会)へ寄付されました。


  • 出演:いだきしん
  • 日時:1996年11月22日(サンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂)
    11月23日(オーディトリオホール)
いだきしんメッセージ 「時空超越」

「時空超越」

ガリシア州フラガ大統領、サンティアゴ・デ・コンポステラ市エステベス市長、関係各位の皆様のご理解により、今回の演奏会を開催できることになりました。心より感謝申し上げます。
日本の皆様は、次世代の子供達の幸福に生きられる未来を願い、地球上に「愛と平和」を実現するために、日々献身的に活動され、サンティアゴ・デ・コンポステラに新たなる生命の出会いを求めてやって来られたと思います。日本の皆様に心より感謝申し上げます。
私は、日々、一瞬一瞬多くの生命と私の生命の内部で出会い、交流、開放を繰り返し生きています。
即興演奏会では、私の生命の内部で出会うお一人お一人の生命は、傷つき悲しみに満ちていることもあり、息も途絶えそうな苦しみがあり、身体の不自由感、痛みをそのまま感じさせることもあり、希望や愛を懸命に探し、生み出そうとしていることもあります。
やがて、即興演奏が進んでいく過程で、個々の生命が私の生命の内部でひとつに溶け合い、永遠の生命を得ようと再生を繰り返していることを感じます。そして更に、空間と出会い、溶け合い、宇宙空間に広がり、生命の光に包まれ、演奏は終わります。
皆様に、大いなる幸福と気概、そして至福がもたらされることを祈ります。
ありがとうございます。

ガリシア州大統領 マヌエル・フラガ・イリバルネ氏 からのメッセージ

敬愛なる斎藤先生

この歴史あるサンティアゴ・デ・コンポステラに、貴方がいらっしゃることを心から歓迎致します。また、貴方の音楽を楽しむことができることは、大変喜ばしいことでございます。
何世紀も以前から、使徒聖ヤコブの墓を毎日訪れる多くの巡礼者達の魂を魅了することと同様に、貴方と同伴者の方々の心を魅了しますことを確信致します。伝統、精神と進歩の調和がとれたこの開かれた町に滞在され、楽しい思い出を作られることを期待致します。
私のこの上ない願いのこもった、心からの敬意をお受け取り下さい。